しやくしょ

愛知県 名古屋市 中区

名古屋城下の新スポット「金シャチ横丁」で名古屋めし三昧

市役所駅の写真

駅構内

名古屋城の玄関駅であることをPRするため2018(平成30)年3月、市役所駅の北階段に名古屋城天守の姿が描かれた。黒い壁面に浮かぶ金のしゃちほこが観光客を出迎える。

市役所駅階段に描かれた名古屋城と金シャチ

市役所駅階段に描かれた名古屋城と金シャチ

市役所駅改札外の「名古屋城内郭絵図」

市役所駅改札外の「名古屋城内郭絵図」

市役所駅に掲示された名古屋城本丸御殿への案内看板

市役所駅に掲示された名古屋城本丸御殿への案内看板

名古屋市役所

1933(昭和8)年に完成した歴史ある名古屋市役所本庁舎は、昭和天皇の即位記念事業として建設された。デザインテーマは「日本趣味を基調とした近世式」で、モダンな洋風ビルのてっぺんに和風の瓦屋根をかぶせた独特のスタイルが今なお斬新。

名古屋市役所本庁舎

名古屋市役所本庁舎

名古屋市役所本庁舎と地下鉄市役所駅2番出入口

名古屋市役所本庁舎と地下鉄市役所駅2番出入口

国指定重要文化財であることを示す名古屋市役所本庁舎の解説板

国指定重要文化財であることを示す名古屋市役所本庁舎の解説板

基幹バス市役所停留所

名古屋には「基幹バス」という、路面電車と路線バスのいいとこ取りのようなバスシステムがある。一般車との干渉の少ない道路中央にバス専用レーンを設け、通常よりも少なく設置された停留所に高頻度でバスを運行している。

基幹バス市役所停留所に停車する名古屋市営バス

基幹バス市役所停留所に停車する名古屋市営バス

道路中央の基幹バスレーンは名古屋市郊外の名東区引山(ひきやま)まで続き、それ以降のルートは各方面に細かく分岐する。市役所前には、路面電車顔負けの立派な屋根付き停留所がある。

基幹バス市役所停留所に到着する名古屋市営バスと名鉄バス

基幹バス市役所停留所に到着する名古屋市営バスと名鉄バス

名古屋市役所の西には機能性重視の市役所西庁舎、北には国立病院機構名古屋医療センターが立地している。

名古屋市役所西庁舎

名古屋市役所西庁舎

国立病院機構名古屋医療センター

国立病院機構名古屋医療センター

愛知県庁

地下鉄名城線市役所駅の南改札口から直結している愛知県庁本庁舎。市役所と同じく昭和天皇の即位記念事業として建てられ、1938(昭和13)年に完成した。洋風建物の三方中央に被せられたお城風の屋根がシンボル。

愛知県庁本庁舎

愛知県庁本庁舎

県庁は建築家の西村好時と渡辺仁による設計。2014(平成26)年、名古屋市役所本庁舎と同時に国の重要文化財に指定された。別々の設計者による建物だが、ともに放ち合う独特の個性が見事に調和している。

愛知県庁本庁舎

愛知県庁本庁舎

名古屋市役所本庁舎(左)と愛知県庁本庁舎

名古屋市役所本庁舎(左)と愛知県庁本庁舎

重厚過ぎるエントランスを県職員は普通に出入りしているが、初めての人はドキドキするだろう。

愛知県庁本庁舎エントランス

愛知県庁本庁舎エントランス

愛知県庁本庁舎エントランスの重厚な扉

愛知県庁本庁舎エントランスの重厚な扉

建物内部の独特の雰囲気も、ドラマや映画にいくらでも使えそう。この建物が80年間現役で使われていることは、愛知県民はもっと誇りに思っていい。

愛知県庁本庁舎の廊下

愛知県庁本庁舎の廊下

愛知県庁本庁舎の事務室入口

愛知県庁本庁舎の事務室入口

愛知県庁本庁舎階段の階数掲示板

愛知県庁本庁舎階段の階数掲示板

県庁は長方形状に建物が囲んでいて、中は駐車場スペースとなっている。内側の意匠も端麗で抜かりない。

愛知県庁本庁舎の建物内側

愛知県庁本庁舎の建物内側

県庁と並ぶ東海財務局。個性を放ちまくる県庁とどうしても比べてしまうが、ソリッドで幾何学的な外観もなかなかいい。

愛知県庁隣の東海財務局

愛知県庁隣の東海財務局

7番出入口

名古屋城の高麗門を模したデザインの地下鉄名城線市役所駅7番出入口。ここで写真撮影をする観光客も多い。

地下鉄市役所駅7番出入口

地下鉄市役所駅7番出入口

瓦屋根、石垣、木組み、木製看板。小さいながらも堂々とした佇まいの市役所駅出入口に、名古屋の人のお城への情愛を感じる。

地下鉄市役所駅7番出入口

地下鉄市役所駅7番出入口

地下鉄市役所駅7番出入口

地下鉄市役所駅7番出入口

市役所駅7番出口を上がると噴水があり、名古屋城や「金シャチ横丁」散策の待ち合わせに便利。

地下鉄市役所駅7番出入口前の噴水

地下鉄市役所駅7番出入口前の噴水

名古屋城から東の徳川園に至るエリアは「文化のみち」と称され、名古屋近代化の歩みを伝える歴史的建築物を歩き巡ることができる。

市役所駅前の「文化のみち」案内板

市役所駅前の「文化のみち」案内板

金シャチ横丁「宗春ゾーン」

名古屋城エリアの観光魅力度を高めるため、グルメゾーン「金シャチ横丁」が2018(平成30)年3月にオープンした。木造化準備のため長期閉鎖する名古屋城天守閣に代わる、新たな集客施設としての責務も背負っている。

名古屋城への遊歩道も兼ねている「金シャチ横丁」

名古屋城への遊歩道も兼ねている「金シャチ横丁」

金シャチ横丁は「宗春(むねはる)ゾーン」「義直(よしなお)ゾーン」で構成されている。地下鉄名城線市役所駅7番出口すぐの「宗春ゾーン」は、斬新な統治により名古屋を活性化させた七代尾張藩主・徳川宗春にちなみ、新進気鋭の飲食店が並ぶ。

市役所駅すぐの金シャチ横丁「宗春ゾーン」

市役所駅すぐの金シャチ横丁「宗春ゾーン」

それでは、金シャチ横丁「宗春ゾーン」を市役所駅側から全店紹介! (いずれも2018年4月時点の写真・情報)

金シャチ横丁「宗春ゾーン」のショップリスト

金シャチ横丁「宗春ゾーン」のショップリスト

まずは、愛知県産の野菜を中心としたスローフードと、地元酒蔵の日本酒を使ったカクテルが味わえるイタリアンバール「SHIROMACHI GRILL(城町グリル)」。

イタリアンバール「SHIROMACHI GRILL(城町グリル)」

イタリアンバール「SHIROMACHI GRILL(城町グリル)」

看板メニューは名古屋めしとして有名な「あんかけスパ」。名古屋市中区に3店舗を展開し、ビジネスマンに愛されているその名も「あんかけ太郎」。

あんかけスパ「あんかけ太郎」

あんかけスパ「あんかけ太郎」

「ポークレストラン岳家(がくや)」は愛知県渥美半島のみで生産される「保美豚(ほうびとん)」を使った生姜焼き、ポークソテーなど豚肉料理の専門店。

豚肉料理の「ポークレストラン岳家」

豚肉料理の「ポークレストラン岳家」

金シャチ横丁「宗春ゾーン」の中央に位置するのは、名古屋大須発祥のラーメン店「フジヤマ55(ゴーゴー)」。濃厚な魚介豚骨スープと自家製麺のつけ麺で観光客の舌に挑む。

ラーメン、つけ麺の「フジヤマ55」

ラーメン、つけ麺の「フジヤマ55」

自家栽培のオーガニック野菜を中心としたチョップドサラダがメインのベジタブルカフェ&シーフードバー「saien」。金箔をトッピングしたテイクアウトの「金シャチ横丁ソフトクリーム」を軒先で楽しむ観光客も。

「金シャチ横丁ソフトクリーム」も販売するベジタブルカフェ&シーフードバー「saien」

「金シャチ横丁ソフトクリーム」も販売するベジタブルカフェ&シーフードバー「saien」

創作串揚げ「つだ」の店主はフランス料理を修行し、東京・大阪のミシュラン一つ星串揚げ店で腕を磨いたという。そのこだわりは如何に。

創作串揚げ「つだ」

創作串揚げ「つだ」

金シャチ横丁「宗春ゾーン」の最も名古屋城寄りにオープンしたのは、氷温熟成の厚切ステーキが自慢のカフェダイナー「POP OVER(ポップオーバー)」。テイクアウトの「ポップオーバーサンド」やジェラートも行列ができるほど人気。

カフェダイナー「POP OVER」

カフェダイナー「POP OVER」

カフェダイナー「POP OVER」のテイクアウトコーナー

カフェダイナー「POP OVER」のテイクアウトコーナー

名古屋城東門

名古屋城お堀の南東角に面している地下鉄名城線市役所駅7番出口から、金シャチ横丁「宗春ゾーン」の賑わいを横目に名古屋城東門へ。江戸の面影残る庭園をゆっくり散策しながら本丸御殿に向かいたい。

いまは空堀となっている名古屋城南東角

いまは空堀となっている名古屋城南東角

名古屋城東門

名古屋城東門

名古屋城二之丸庭園

名古屋城築城当初、尾張藩主は本丸御殿に住んでいた。のちに本丸御殿は将軍が上洛するときの御成専用としたため、住まいを二之丸御殿に移した。二之丸御殿は明治時代に取り壊されたが、御殿とともに造成された二の丸庭園がかろうじて江戸の姿をとどめている。

名勝名古屋城二之丸庭園

名勝名古屋城二之丸庭園

名勝名古屋城二之丸庭園

名勝名古屋城二之丸庭園

二之丸庭園内には「二之丸茶亭」という休憩処があり、お抹茶や和菓子などが楽しめる。

二之丸茶亭

二之丸茶亭

二之丸庭園も多くは明治時代に兵舎建築のため取り払われてしまった。その跡地を再び庭園の姿に修復すべく、二之丸東庭園として整備が進んでいる。

復元された二之丸東庭園

復元された二之丸東庭園

二之丸東庭園の芝生広場

二之丸東庭園の芝生広場

那古野城跡

名古屋城二之丸エリアは、戦国時代に築かれた那古野(なごや)城の跡地であることにも触れておきたい。今川氏親が築城し、織田信長が最初に居城したことで知られている。今はそのことを示す石碑が残るのみである。

那古野城跡地の石碑

那古野城跡地の石碑

那古野城跡の解説板

那古野城跡の解説板

名古屋城天守の石垣造りに貢献したのは築城の名手、加藤清正。「清正公石曳きの像」の案内板には、巨石を運ぶにあたり、清正自ら石の上に乗り音頭を取ったという逸話が記されている。

清正公石曳きの像

清正公石曳きの像

名古屋城の石垣に根を張る大木

名古屋城の石垣に根を張る大木

名古屋城二之丸庭園から東南隅櫓、天守閣を望む(2018年2月撮影)

名古屋城二之丸庭園から東南隅櫓、天守閣を望む(2018年2月撮影)

ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

1964(昭和39)年に完成した愛知県体育館。大相撲名古屋場所の会場としても親しまれている。プロバスケットボールBリーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズが命名権を取得し、2018(平成30)年4月から3年間、「ドルフィンズアリーナ」の愛称で呼ばれる。

ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

奥はドルフィンズアリーナ第2競技場

奥はドルフィンズアリーナ第2競技場

ドルフィンズアリーナに建つ「伸」というタイトルの男性銅像。説明はないが、アスリートが集い競う体育館とともに昭和〜平成と歩んできたのだろう。

ドルフィンズアリーナ前の銅像「伸」

ドルフィンズアリーナ前の銅像「伸」

銅像「伸」とドルフィンズアリーナ

銅像「伸」とドルフィンズアリーナ

1971(昭和46)年に愛知県体育館で開催された「第31回世界卓球選手権大会」。この大会での米中両選手団の交流がきっかけとなり、のちの米中国交樹立、日中国交正常化へつながったと言われる。小さなボールが大きなボール(地球)を動かす「ピンポン外交」として称賛された歴史の舞台である。

ドルフィンズアリーナに設けられた「ピンポン外交記念モニュメント」

ドルフィンズアリーナに設けられた「ピンポン外交記念モニュメント」

ドルフィンズアリーナの敷地は江戸時代の名古屋城二之丸御殿跡。名古屋城周辺を元ある姿に戻したい名古屋市の意向もあり、愛知県は体育館を2026年までに名城公園北園内に移転することを決めた。

愛知県体育館の併設レストラン「オリンピア」

愛知県体育館の併設レストラン「オリンピア」

「台湾ラーメン」「カレーライス」カラフルなのぼりで名古屋城東門から誘導

「台湾ラーメン」「カレーライス」カラフルなのぼりで名古屋城東門から誘導

金シャチ横丁「義直ゾーン」

ドルフィンアリーナ(愛知県体育館)を見ながら西へ歩き、高麗門様式の名古屋城二之丸大手二之門をくぐると、もう一つの金シャチ横丁「義直ゾーン」が現れる。

名古屋城二之丸大手二之門

名古屋城二之丸大手二之門

「義直ゾーン」は初代尾張藩主・徳川義直の実直な功績にちなみ、安心感のある定番・老舗の名店が揃う。「宗春ゾーン」との違いに注目したい。

金シャチ横丁「義直ゾーン」

金シャチ横丁「義直ゾーン」

江戸時代の街並みが連想される純和風づくりの「義直ゾーン」。伊勢神宮近くの「おかげ横丁」を手本にしたと言われるが、規模はかなりコンパクト。

金シャチ横丁「義直ゾーン」の街並み

金シャチ横丁「義直ゾーン」の街並み

撮影日の数週間後にこちらのテラス付近が整備され、期間限定のビアガーデン「名古屋城金シャチ海鮮市場BEER&BBQ」としてオープンした模様。

テラス席はビアガーデン「名古屋城金シャチ海鮮市場BEER&BBQ」として整備

テラス席はビアガーデン「名古屋城金シャチ海鮮市場BEER&BBQ」として整備

さて、お待たせしました。金シャチ横丁「義直ゾーン」も全店紹介行ってみよう! (いずれも2018年4月時点の写真・情報)

金シャチ横丁「義直ゾーン」ショップリスト

金シャチ横丁「義直ゾーン」ショップリスト

名古屋城正門側のおみやげ「なごみゃ」。伝統的な工芸品、名古屋名物のお菓子や食品、金シャチ横丁オリジナルグッズも取り揃えている。

お酒のアンテナショップ「十代目儀助」には名古屋、愛知県に関連した日本酒や地ビール、梅酒などがずらりと並ぶ。有料で試飲もできる。

「十代目儀助」

「十代目儀助」

味噌煮込みうどんの老舗「山本屋総本家」では、2本の海老天がそびえる金シャチ横丁限定メニュー「金シャチ煮込みうどん」「金シャチきしめん」に挑戦したい。

「山本屋総本家」金シャチ横丁店

「山本屋総本家」金シャチ横丁店

金シャチ横丁「義直ゾーン」全店紹介の続き。尾張藩の御用菓子店でもあった老舗「両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)」がプロデュースした「那古野(なごや)茶屋」は、ぜんざいや抹茶などでひと休みできる甘味処。

「那古野茶屋」

「那古野茶屋」

日本三大地鶏「名古屋コーチン」を贅沢に使用した親子丼、手羽先唐揚げを堪能できる鶏料理専門店「鳥開(とりかい)総本家」。

「鳥開総本家」

「鳥開総本家」

愛知県南知多発、あれこれ試食しながら選べるせんべい店として観光名所にもなった「えびせんべいの里」が金シャチ横丁にオープン。

「えびせんべいの里」

「えびせんべいの里」

備長炭で焼いたうなぎを食べやすく刻み、おひつのご飯にのせた名古屋名物「ひつまぶし」を味わえる「ひつまぶし名古屋備長(びんちょう)」。

「ひつまぶし名古屋備長」金シャチ横丁店

「ひつまぶし名古屋備長」金シャチ横丁店

「尾張那古野 天丼 徳川忠兵衛」は通常の天丼のほか、自家製赤味噌ダレを使った「味噌天丼」、天ぷらや本マグロ刺身などの「那古野金鯱御膳」などを提供する。

「尾張那古野 天丼 徳川忠兵衛」

「尾張那古野 天丼 徳川忠兵衛」

名古屋・栄の老舗肉店による「スギモト牛鍋店」では銘柄牛「尾張牛」を使用したすき焼き鍋料理や、やわらかい牛肉煮込みを使用したメニューが味わえる。

「スギモト牛鍋店」

「スギモト牛鍋店」

国産大豆と天然にがりにこだわる創業70余年の「名古屋とうふ 河口」。金シャチ横丁店では味噌田楽や「金箔豆腐ソフトクリーム」などテイクアウトが充実。

「名古屋とうふ 河口」

「名古屋とうふ 河口」

守口大根を奈良漬にした名古屋名産「守口漬」が看板商品の「尾張屋」。イートインスペースでは酒粕で味付けをした「魚粕漬け」を提供している。

「尾張屋」

「尾張屋」

名古屋めしの代表格「みそかつ」を全国に知らしめた「矢場とん」。金箔をトッピングした「黄金みそかつ」はここでしか食べられない限定メニュー。

「矢場とん 名古屋城金シャチ横丁店」

「矢場とん 名古屋城金シャチ横丁店」

名古屋城の最新スポット「金シャチ横丁」の全店紹介は以上。「駅ふぉと」はグルメブログではないので、実食レポート皆無なのはご勘弁願いたい…

観光客で賑わう「金シャチ横丁」

観光客で賑わう「金シャチ横丁」

市役所の地図

市役所の路線図

市役所の路線図

市役所の隣の駅

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