おおさか

大阪府 大阪市 北区

ヨーロッパのターミナル駅の風格を得た「大阪ステーションシティ」

大阪駅の写真 (1/5)

御堂筋口

1874(明治7)年、国鉄が大阪駅を開業した当時の梅田は大阪のはずれで、田畑が広がっていたという。大正、昭和にかけて徐々に街が形成され「キタ」と呼ばれる一大繁華街となった。その中でも御堂筋口は阪急・阪神のターミナルデパートや地下鉄御堂筋線梅田駅に近く、人の往来が絶えない。

大阪駅御堂筋南口側から望むノースゲートビルディングとヨドバシ梅田

大阪駅御堂筋南口側から望むノースゲートビルディングとヨドバシ梅田

「大阪ステーションシティ」ロゴとホーム上の大屋根で様相を一新した大阪駅

「大阪ステーションシティ」ロゴとホーム上の大屋根で様相を一新した大阪駅

かつて歩行者信号に待ち時間表示があることで有名だった大阪駅と阪急百貨店間の横断歩道

かつて歩行者信号に待ち時間表示があることで有名だった大阪駅と阪急百貨店間の横断歩道

1991(平成3)年にそれまでの東口を「御堂筋口」へ名称変更した。当時、“「御堂筋」と聞くと中之島付近から南へ延びるイチョウ並木の街路を連想する人が多く、大阪駅の出口名称としてはピンと来ない”といった否定的な論調が報道された。年月が経ち、さすがに今では定着した感がある。

大阪駅御堂筋北口

大阪駅御堂筋北口

大阪駅御堂筋北口と阪急梅田駅方面への連絡通路とを結ぶ階段

大阪駅御堂筋北口と阪急梅田駅方面への連絡通路とを結ぶ階段

大阪駅南口改札

大阪駅南口改札

大阪駅御堂筋口コンコース内にある地下鉄御堂筋線梅田駅9番出入口と駅うどん・そば店「麺屋」

大阪駅御堂筋口コンコース内にある地下鉄御堂筋線梅田駅9番出入口と駅うどん・そば店「麺屋」

中央口

大阪駅中央口を降りた客は南へ向かい、大丸梅田店や地下街ディアモール大阪に流れ込むのがかつての定番だった。しかし、再開発計画「大阪ステーションシティ」完成により、中央北口の存在感が急浮上。かつて桜橋口にあった高速バスターミナルも北口に移設され、人の動きが複雑になっている。

大阪駅中央口改札

大阪駅中央口改札

大阪駅中央北口「暁(あかつき)の広場」に設置された會田雄亮作モニュメント「暁に立つ」

大阪駅中央北口「暁(あかつき)の広場」に設置された會田雄亮作モニュメント「暁に立つ」

中央南口前の「南ゲート広場」壁面には「水の時計」が設置された。スペースプリンターという技術により水の糸の長さをコンピューター制御し、時刻や絵柄、世界の文字を次々と表示する、いわば最新型の噴水モニュメント。米「CNN.com」で「世界で最も美しい時計12」の一つに選ばれたらしい。

大阪駅中央南口

大阪駅中央南口

大阪駅中央南口「南ゲート広場」に設置された「水の時計」

大阪駅中央南口「南ゲート広場」に設置された「水の時計」

大阪駅中央南口「水の時計」に水の糸で映し出される世界の言語による「ようこそ」の文字

大阪駅中央南口「水の時計」に水の糸で映し出される世界の言語による「ようこそ」の文字

中央南口から横断歩道を渡ると、梅田マルビルや大阪駅前ビルなどのオフィス街に行ける。地下道工事の仮囲いにより通路が狭くなっているのは、道路の下を東西に通る地下道を拡幅・移設する工事が行われているため。阪神梅田駅の大規模改良と同時施工のため、工期は2023年3月までとかなり長い。

大阪駅中央南口前に設置されている地下道工事の仮囲い

大阪駅中央南口前に設置されている地下道工事の仮囲い

大阪駅南側一帯で2023年まで続く地下道工事

大阪駅南側一帯で2023年まで続く地下道工事

大阪駅中央南口の工事仮囲い前で演じるストリートミュージシャン

大阪駅中央南口の工事仮囲い前で演じるストリートミュージシャン

桜橋口

大阪駅桜橋口(旧西口)の駅出入口は南側のみで、改札外通路が南北に延びる御堂筋口・中央口とは構造が異なる。「阪急村」と称される御堂筋口側に比べ特徴の薄かった西梅田エリアだが、1997(平成9)年開業の「ハービスOSAKA」を皮切りにようやく活気づき、今後さらに再開発が続くようだ。

大阪駅桜橋口

大阪駅桜橋口

大阪駅桜橋口のタクシーのりば

大阪駅桜橋口のタクシーのりば

シルバー地にオレンジ帯が斬新な323系車両の投入とともに始まった「大阪環状線改造プロジェクト」。各駅にはシンボルフラワーが割り当てられ、大阪駅は街の活気とパッションをあらわした情熱的な「バラ」。けれども掲示場所はホーム駅名標ではなく、桜橋口階段下の発車案内板にひっそりと。

大阪駅桜橋口側から見える大阪環状線323系車両とホーム上の大屋根

大阪駅桜橋口側から見える大阪環状線323系車両とホーム上の大屋根

「大阪環状線改造プロジェクト」大阪駅のシンボルフラワー「バラ」(花言葉「情熱」)

「大阪環状線改造プロジェクト」大阪駅のシンボルフラワー「バラ」(花言葉「情熱」)

桜橋口コンコース周辺は駅ナカ商業施設「エキマルシェ大阪」で、雑貨や飲食店など約70店舗が集結している。前身は「GARE(ギャレ)大阪」。駅ナカの先駆的存在で、アウトドアに特化した異色の構成だった。後継施設の「ALBi(ファッションのアルビ)」は「エキマルシェ」に内包されている。

大阪駅桜橋口改札

大阪駅桜橋口改札

大阪駅桜橋口「エキマルシェ」に入る「スターバックスコーヒー」と「エキドンキ」

大阪駅桜橋口「エキマルシェ」に入る「スターバックスコーヒー」と「エキドンキ」

前身の「ギャレ」開業時の逸話を思い出した。昭和初期に建造された大阪駅内部には用途不明な有休エリアや段差が多く、開発に苦労したそうだ。滝が流れる森の中のような装飾は非常に斬新だった。現在の「エキマルシェ」にはコンコース直結の改札口があるが、これも「ギャレ」時代のアイデアだ。

大阪駅中央自由通路側の「エキマルシェ」入口

大阪駅中央自由通路側の「エキマルシェ」入口

パイ専門店「Pie face(パイフェイス)」など個性的な飲食店も並ぶ「エキマルシェ大阪」

パイ専門店「Pie face(パイフェイス)」など個性的な飲食店も並ぶ「エキマルシェ大阪」

商業施設はさらに西へ続く。桜橋口から道路を渡った高架下には、気軽な飲食店を中心とした「梅三小路」、モンベルなどアウトドアブランドが集まる「ALBi(アウトドアのアルビ)」がある。「阪急三番街南館」「同北館」「かっぱ横丁」へと続く阪急梅田駅の高架下戦略とどことなく似ている。

大阪駅桜橋口から道路を挟んだ西側高架下にある「梅三小路」「アルビ」

大阪駅桜橋口から道路を挟んだ西側高架下にある「梅三小路」「アルビ」

たこやきの元祖「会津屋」など庶民的なテナントで構成される大阪駅「梅三小路」

たこやきの元祖「会津屋」など庶民的なテナントで構成される大阪駅「梅三小路」

「モンベル」「スノーピーク」をはじめとするアウトドアブランドが集まる「アルビ」西館

「モンベル」「スノーピーク」をはじめとするアウトドアブランドが集まる「アルビ」西館

大阪の地図

大阪の路線図

大阪の路線図

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